目指せ!180日で脱ダイビング初心者!!
もっと気楽に楽しみながら上達しよう!そのために必要なスキルや器材、ショップや海や生き物との付き合い方などを綴っていきます、気張らずに♪♪(注:180日読むだけで上達を保証するものではありません^^)
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きっかけ 2
僕はこの仕事を始めてもう20年を過ぎました。

20年もやっていれば、いろんな人と潜りいろんな経験をしてきています。特に他のインストラクターが連れて行けなかったお客さんをフォローするのはかなり得意でした。

体験ダイビングでも初心者講習でも、いざ海に入ろうとすると急に怖がって入れないお客さんがいます。他のスタッフでだめなときでも、最後には僕が海に連れて入り、喜んで帰ってもらいまたリピートしてもらってました。

長い経験で、たいていのお客さんのストレスなら、自分は取り去ってあげることができる、そんな自信があったのです、この時までは。
自分のスキルに自信の無かったAさんに対しても、最初のダイビングのときは何のストレスもなくケアーできたと思っています。

ところが、アドバンス講習を勧めてその1本目の時、なんとAさんは鼓膜を破ってしまいました。潜降時の潜水墜落が原因です。

彼女はブリーフィング通り、ドライのエアーを抜き、BCのエアーもきちんと抜いて、肺の中の空気も吐ききっての正しい潜降方法で降りたはずです。しかし、僕がウェイトの判断を間違ってしまい、オーバーウェイトになっていたため、水深は3mくらいでしたが、耳抜きが追いつかずに潜降し鼓膜にピンホールが開き、中耳に水が入り温度差で眩暈をおこしてしまいました。

彼女はこの時、特に耳に痛みを感じる事もなかったそうで、ただ着底と同時に突然の眩暈に襲われたので、何が起こったのか分からずとにかく怖かったそうです。確かに僕を掴む手もわなわなと震え、目はホントにパニックの「点」状態でした。

この時はもちろんアドバンス講習は中止で、Aさんはかなり凹んでしまい、ダイビング自体を続けて行ってくれるか僕もとても心配しました。が、その後彼女はチームのみんなの励ましに支えられ、セブに潜りに行き、また後日リベンジという事で講習に来てくれました。

リベンジのときは、もちろん!僕が面倒見たかったのですが、スケジュールが合わず、うちの女性スタッフが担当しましたが、とてもスムーズに潜れたようです。で、講習の最後(5本目)はチームのみんなと「ボートダイビング」ということで、僕が担当となりました。

セブでも普通に潜れて、講習も順調に進んでいましたから、結構安心していたのですが、エントリーした瞬間、彼女の目がまた「点」に!!

今度は僕がお勧めしたレンタルのレギュレーターのマウスピースが切れてしまい、うまく噛めなくて水を飲んでしまったようです。

その場でマウスピースを交換し、やっと潜り始めましたが、排気の泡の出具合を見ていると、何となく呼吸が荒くなってきているような・・・近づいてマスク越しの目を見るとまた目が「点」です!握ってくる手も震えていて、手が開かない!過呼吸です。

過呼吸(過換気症候群)になった人なら分かると思いますが、突然あるいは徐々に呼吸が苦しくなり、しだいに不安がつのり、両手の指や口の辺りがしびれた感覚に襲われたり、手が開かないで「グー」の状態になったりします。人によって胸苦しさや死の恐怖などを伴うそうです。

陸上であれば、ビニール袋とか紙袋を使って、吐いた空気を再度吸い込ませて血中の二酸化炭素濃度を上げるという対処(治療)法を使えるのですが、水中では・・・しかも「人によっては死の恐怖」ですから、その時のAさんの気持ちはどんなんだったでしょう。

潜降前のマウスピースの不備、以前の鼓膜の穿孔と眩暈、慣れないドライスーツ、そして担当インストラクター・・・そんな不安感がきっと底揺れによる波酔いをきっかけに、一気に過呼吸になってしまったんでしょう。

秋も深まりましたが、それからAさんは潜りに来ません。

(またまた続く)

長すぎですかね? まだまだブログの感覚がつかめない僕ですが、今後のやる気に、ここをポチッ!!
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