この方は、もともと耳管が細く、さらに講習中から睡眠不足、体調不良もかさなり、かなり耳抜きに苦労していて、水深15mに降りるのに『潜降20分、滞底時間5分、浮上に20分!』という、僕の記憶の中では誰も成し得なかった大記録を打ち立ててしまいました。
いまでは、すっかり普通に潜れるようになりましたが、そんな彼女の耳抜き克服法は・・・・
『私の克服法は…忠実にJIJIのアドバイスを実行した事です。これでもヾ(^_^; トイレにいったら耳抜き、暇があったらガムを噛む、潜降はダイコンで深度を確認しながら落ち着いて。痛い時は無理しない。そして楽しむ。
間をおかずに本数を重ねる。結果、最初は痛みの恐怖もあったけど、今ではお布団にぬくぬくとくるまれていくような気持ちで海に入ることが出来るようになったのでした。
成長というのは、少し恐怖を克服するところにあるのカニ…。ふむふむ。
あっ、あと忘れてならんのがJIJIの吹いてくれたバブルリング☆あれが私をリラックスさせてくれたのよ。
本人の努力だけでは成り立ちません!ガイドさんやチームのメンバーが安心オーラで守ってくれることが私にはとてもありがたかったの。だから今は逆に安心オーラがだせるようになりたいと思っています。心のかたすみで。』
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ちなみに、この彼女、浮上に20分かかったのは、無理して強制的に中耳に空気を送りながら潜降した為に、中耳内で浮上につれ膨張した空気が、炎症を起こして詰まった耳管から抜けていかない「リバースブロック」にかかってしまったんです。
実はこのリバースブロック、かなりヤバいです。潜降中に圧平衡に失敗して鼓膜に穴が開くのは、まだ数日で鼓膜のピンホールは塞がりますが、浮上中に内圧で中耳から内耳に向かって圧がかかりすぎると、内耳窓が破裂して聴覚障害になったりすることがあるそうです。
これは比較的低い圧力(30cm程度の浮上)でも起こるようですので、こんな時は無理して潜らないようにしましょう。
潜らせた僕が言うのもなんですが、体調のいい時だけ潜るようにしましょうね。反省しています。

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